新型コロナ研修会第6弾へ寄せられた質問への回答(追加回答)

 新型コロナ感染症研修第6弾のアンケートに寄せられた質問で、山藤先生より追加回答が寄せられておりますので掲載いたします。
 
 
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Q:事務所内で机と机の間のパーティションを5/8に外し、換気についてはどうなのかと思っていましたが、やはり換気は大切であることを確認できましたが、強風だったり花粉が飛ぶような時期の換気について、エアロゾルが大量に溜まることが無いように換気扇のみの使用でも大丈夫であるのかについて助言を頂けると助かります。

A:事務所の部屋の大きさと人数との関係によるかもしれません。例えば、事務所内にいる人が賑やかに会話しているのか、静かに事務仕事をしているか、などのエアロゾル発生状況と、部屋の換気能力とのバランスが重要になります。事務所内の換気状況を正確に把握することは難しいですが、CO2モニターは一つの参考になります。京都府のエアロゾル感染対策ガイドブックをご参照いただけたらと存じます。

https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000311/311481/01.pdf

 

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Q:以前は海外の情報も入っていたが、最近はあまり聞かなくなった。ワクチンの接種状況や集団免疫の獲得状況など、日本との違いとそのメリット・デメリットを知りたい。

A:海外の事例として、例えばイギリスにおける17歳以上のN抗体保有率は、86.1%(2023/4)と高い陽性率です。また、ワクチンの接種率や入院予防効果など詳細に定期的報告がされております。

https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/1149407/vaccine-surveillance-report-2023-week-14.pdf

日本の新型コロナワクチンの接種状況については、

https://info.vrs.digital.go.jp/dashboard/

そして、日本における新型コロナワクチンの有効性に関するデータは、北福島医療センターも参加しております、VERSUS studyをご参照ください。

https://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/versus/