認知症対策、SOS見守り体制検討部会
認知症対策、SOS見守り体制検討部会は、「認知症になっても住み慣れた場所で安心して暮らし続けるために」活動しています。活動の柱として
①域住民の認知症に対する理解
②認知症高齢者を取り巻く環境(徘徊、孤独死、虐待)を改善していく基盤づくり
③地域協働、多職種連携による支援、体制の構築
をあげ、地域課題の整理とともに、住民一人一人が支えあう地域社会の実現に向けた取り組みを始めています。
活動実績
①伊達市開催 平成26年度認知症高齢者徘徊捜索模擬訓練 実施協力
今年度活動内容
①「だてな暮らし出前講座」の実施
伊達市、桑折、国見、川俣にお住まいの方に医療・福祉の専門職が各種出前講座を行います。
②伊達市開催 平成27年度認知症高齢者徘徊捜索模擬訓練 実施協力します。
③7月の研修会をもとに出された課題を整理し、ネットワーク委員会の協議に活かし12月に予定される、地域住民との合同研修会へつなげます。
平成27年地域包括ケアを支える伊達ネットワーク委員会7月研修会
平成27年7月10日に伊達市保原市民センターにて、専門職等を対象に「認知症になっても『だてな暮らし』をするためには」をテーマに研修会を実施しました。
小野勝彦先生(おの整形外科クリニック)による「認知症対応についてのミニ講話」の後、医療、介護の多職種によるグループワークを実施しました。
グループワークでは、認知症の方を支えるために必要と思う仕組みや環境について話し合うとともに、その仕組みづくりのために専門職には何ができるのかを協議しました。
各グループの協議の中で、「地域住民(特に若い世代)へ認知症を理解してもらう」「介護している 家族へ情報交換や勉強の場をつくる」「専門職がもっと地域に足を運ぶ」等様々な意見があり、今後の取り組むべき課題を共有しました。